皆さんこんにちは。
一緒に気づき、学び、成長しましょう。
「心と体そして魂の健康と癒やし」
「開運招福」がテーマです。
みんなで上手に生きるコツに気づき、実践しよう。
さて今月は
ある事をキッカケに
私自身が生きていくうえでの使命を知った瞬間
の時の話をさせていただこうと思います。
「人生相談おねがいします!」
寿楽堂を会員して5年ほどがたった
H15年12月某日。
ピンポンパンポンピンポン…♪
「こんにちは」
寿楽堂に来る殆どの人は
すぐ待合室に来られるのに
玄関にいて 入ってこられない。
(もしや 訪問販売か?)
そう思いながら玄関まで行くと
「人生相談をお願いします!」
(人生相談?ドキッ!50代の女性が?)
「ここは治療院ですよ」
「はい、知り合いに聞いてきました」
「肩こり、その他の苦痛があった知人がすっきりして
その上アドバイスまで頂いてとてもよかった。
あなたも行ってみたら?
と言われたので来ました。」
「私は痛みなどの自覚症状はそんなにありません。
しいて言えば肩こりかな・・・
それよりもぜひ相談したいことがあるのです。」
「あくまでも
はりやお灸、気功という手段をつかって
心と体の治療をします。
そして魂(霊性)を磨く(成長させる)ように
治療いたします。
この治療の中でお困りのことに対してお聞きする
という形式で宜しいですか?」
わたしがそう言うと
「はい、よろしくお願い致します」
とおっしゃってくださいました。
とても嬉しかったのを今でも覚えています。
ただ、
この時点ではまだ とても不思議な感覚があり
治療を通しての人生相談は今までもあったものの
人生相談を前提とした治療となることに
少しばかりの戸惑いがありました。
病気の治療から、幸せな人づくりへ
それからまた幾日かたった後
「以前から腰から右足にかけて痛い。
肩こりもあり、時々頭も痛くなる」
「ストレスもあり体もだるい。
なんとなくやる気がでない。その上
3ヶ月ほど前から正座ができなくなった」
という方が来られました。
(このような方はとても多いです)
このような場合でも
・正座ができないのが出来るようになりたいのか
・とりあえず今の痛みがなくなればいいのか
・とにかくすっきりしたいのか
・徹底的に治療を続けるつもりで全てを改善したいのか
によって治療方針や説明が違います。
そこで
「どのようになったらいいですか?」
と質問をいたしました、。
「今はほとんど正座ができないので
10分間でもいいから正座ができるようになりたいです。」
「あと何年生きられるかわからないけど
今後が不安だ。地方みたいなのはいやだし、
施設などにあずけられるのはいやで、
自分の家で家族といっしょに死を迎えたい」
その言葉をきき
衝撃が走りました。
ああ、そうか
これがわたしの役割なのか!
病気の治療だけではなく
生きること、死ぬこと、老いること。
仏教で言う「四苦」だ。
幸せのひとづくりだ・・・・
たしかにこれまでにも
しばしばこのようなことはありましたが
この時、さらにしっくり来たのです。
腰痛、肩こり、膝痛、神経痛、更年期障害や
自律神経の問題など、さまざまな自覚症状はつらい。
実は、どのような状態になりたいのかを
具体的にお知らせいただけると
とても治療しやすいのです。
私は、病気というものをシグナルとして受け取って
そこから心のあり方、たましい(霊性)を磨くことの大切さに
気づいて頂きたいと思っています。
病気という一部分の改善から「幸せなひとづくり」に
たどり着きました。
そして
楽しく生き
美しく老い
病から学び
すてきな死
がテーマになりました。
そこで幸せを求める皆様方と
必要な情報などをできるだけ分かりやすく
共有したいのです。
その方法が、仏教の中にたくさんあります。
仏教徒は、葬儀や法事にお参りすることだけではなく
仏になる教えであり
仏様の教えなのです。